接続語になる品詞 全部でいくつ?
文の成分として、接続語になる品詞
文の成分として接続語になる品詞は、接続詞、副詞、(接続)助詞です。
(助詞は、格助詞、係助詞、副助詞、接続助詞、終助詞、間投助詞等に分類されます。)
接続詞と副詞の接続語は、文頭でも、文中でも、使えますが、(接続)助詞は文頭では使えません。
助詞は付属語だからです。
文頭に記すことができるのは、自立語だけです。
自立語 付属語
自立語=動詞・形容詞・形容動詞・名詞・代名詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞
付属語=助動詞・助詞
接続詞 副詞
「~。が、……。」のような場合の「が」は、助詞ではありません。接続詞です。
「~。と、……」のような場合の「と」は、助詞ではありません。副詞です。
品詞それぞれの意味と用法の理解
(接続)助詞は、文頭には置けません。
文頭に置くことができる接続語は、自立語である、接続詞、副詞です。
文頭の接続詞は、前後の関係性を示します。
文頭の副詞は、後に続く言葉を修飾、強調します。
深く読めるかどうかは、品詞それぞれの意味と働きの理解が関わってくるんです。
なにしろ、「一つの語」には、必ず「意味」がありますから。
「一つの語」の意味を把握することができるかどうかで、理解に差が生じるのは至極当然のことです。
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