ビジネス敬語 謙譲語 例文 すぐに使える
ビジネス敬語 謙譲語
すぐに使える謙譲語の例です。
①「『~を』を高める謙譲語」
②「『~に』『~から』を高める謙譲語」
③「『聞き手』を高める謙譲語」
謙譲語
謙譲語は、自分自身(・身内)を低め、相手を高める敬語です。
自分自身・身内(会社・家族・親類)が動作の主体となります。
つまり、自分自身・身内が、主語となります。
①「~を」②「~に」の形をとる謙譲語は、「~を」「~に」の人物を高め、自分(・身内)を低める謙譲語です。
③の謙譲語は、聞き手を高め、自分(・身内)を低める謙譲語です。
①「『~を』を高める謙譲語」の例
以下の例文は、すべて、「『~を』の『お客様』」を高め、「私」を低めています。
私が、~を、お~する
私が、お客様を、お招きします。
私が、~を、ご~する
私が、お客様を、ご案内します。
私が、~を、お~申し上げる
私が、お客様を、お招き申し上げましょう。
私が、~を、ご~申し上げる
私が、お客様を、ご案内申し上げましょう。
私は、~を、存じ上げる 「知る」
私は、お客様を、よく存じ上げております。
②「『~に』『~から』を高める謙譲語」の例
以下の例文は、すべて、「『~に』『~から』の『お客様』」を高め、私(・身内)を低めています。
私が、~に、~を申し上げる 「言う」
私が、お客様に、先日のことを、申し上げました。
私が、~に、伺う 「行く」
私が、お客様のお宅に、伺います。
私が、~に(・から)、~を伺う 「聞く」
明日、私が、お客様に、お話を伺います。
私が、~に、伺う 「尋ねる」
昨日、私が、お客様に、ご要望を伺いました。
私が、~に、お目にかかる(お会いする) 「会う」
私が、お客様に、お目にかかります。
明日、私が、お客様に、お会いします。
私が、~に、~をごらんにいれる(お目にかける・お見せする) 「見せる」
来週、私が、お客様に、新商品を、ごらんにいれます。
明日、私が、お客様に、パンフレットを、お見せします。
(私は)~から、~を、いただく 「もらう」
先日、お客様から、ありがたいお言葉を、いただきました。
私が~に、~を、さしあげる 「贈る」
私が、お客様に、記念品を、さしあげます。
③「聞き手を高める謙譲語」の例
以下の例文は、すべて、聞き手を高め、私(・身内)を低めています。
申す 「言う」
(同僚の)金太郎がそのように申していました。
まいる 「行く」・「来る」
ただ今、(同僚の)金太郎がまいります。
存じる 「思う」
誠にうれしく存じます。
存じる 「知る」
その件については存じております。
いたす 「する」・「~する」
それは、私がいたします。
来月、アメリカに出張いたします。