「エースをねらえ! 蘭子」
蘭子です
拙著「大人の読む力」の中の例文、「ギンはアメリカで育ち、ランコはフランスで育った」の「ランコ」は、「エースをねらえ!」の緑川蘭子ではありません。
この写真の、犬の「蘭子」です。
ワンコの「蘭子」
「蘭子」は、「フランスで育った」のではなく、日本で生まれ、日本で育ちました。
「大人の読む力」を読んでくださった方は、重文を理解され、すでにおわかりのことと思いますが、「蘭子」と並んで記している「ギン」も犬です。
「蘭子」がフランスで育ってなどいませんから、「ギン」もアメリカで育ってなどいません。
重文という文
ここで重文の説明なんて、どうでもいいことなんですが……。
重文の例
蘭子はフランスで育ち、ギンはアメリカで育った。
重文は、意味と意味のつりあいを生かす文です。
書き方は、言葉のつりあわせ方であり、思考です。
(ピンとこない方は、著作「大人の読む力」、「ついざき式 本当の読解力を身につける50の方法」や、このサイトをどうぞお読みください。)
喪失
この写真は、「蘭子」とはじめて会ったときのものです。
生後2か月くらいだったでしょう。
「蘭子」が亡くなって、もう犬はとても飼えません。
猫も、何も飼えませんね。