スター・ウォーズ おすすめはプリクエル・トリロジーとスピンオフ作品

このカテゴリーは、一切、ネタバレ無し!

あらすじも記しません。

映画は、予備知識なんてないほうが楽しめます。

「スター・ウォーズ/スカイ・ウォーカーの夜明け」

 スター・ウォーズは、オリジナル・トリロジー(旧三部作【4・5・6】)、プリクエル・トリロジー(新三部作【1・2・3】)、そしてシークエル・トリロジー(続三部作【7・8・9】)の順で公開です。

 オリジナル・トリロジー

「スター・ウォーズ エピソードⅣ/新たなる希望」

「スター・ウォーズ エピソードⅤ/帝国の逆襲」

「スター・ウォーズ エピソードⅥ/ジェダイの帰還」

 プリクエル・トリロジー

「スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス」

「スター・ウォーズ エピソードⅡ/クローンの攻撃」

「スター・ウォーズ エピソードⅢ/シスの復讐」

 シークエル・トリロジー

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」

「スター・ウォーズ/スカイ・ウォーカーの夜明け」

 現在、公開中の作品は、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」です。

 シークエル・トリロジー(続三部作)でも、最終作【9】となります。

エピソードという意味

「エピソード」という言葉は、多くの場合、「挿話」という意にとりがちですが、英語では、連続物の話の「一回分」という意があります。

「スター・ウォーズ」の「エピソード」は、その意です。

「エピソードⅠ」、「エピソードⅡ」、「エピソードⅢ」は、「第一話」、「第二話」、「第三話」ということです。

 とりあえず三部作を見よう、というのであれば、「プリクエル・トリロジー」を強くおすすめします。

 ちなみに、このジャケットと同じデザインのポスターを、僕は仕事部屋に飾っています。 中心にいる緑色のキャラクターは、僕が大好きな「ヨーダ」です。

3D作品 

 僕は、古くからの「スター・ウォーズ」ファンです。  

 ペプシが、スター・ウォーズのキャラクターのボトルキャップを、「おまけ」として付けたと知れば、大量買いして、炭酸ゲップするのだって苦じゃないくらい好きです。

 1999年公開の「スター・ウォーズ エピソードⅠ/ファントム・メナス」が、2012年に3Dで再公開されたときも、上映最終日の最終上映に、仕事を上がってから、一人で観に行きました。

 もちろん、2Dの「ファントム・メナス」は、すでに何度も観ていましたよ。 

 それでも、3Dなんて、スター・ウォーズのためにあるようなもんだろう、と喜び勇んで観に行ったのでした。

(ちなみに、一人夕飯は、映画館の近くの、「餃子の王将」でしたね。It tastes good.)

 映画館は、平日の最終上映ということもあって、ガラガラでした。

 肝心の映像はというと、こちらは、う~ん、という微妙な3Dでした。

 それでも、大好きなスター・ウォーズですからね、

「立体的だな、これは。立体的だ。立体的だ」

と自分に言い聞かながら観たものです、赤と青の紙メガネを掛けて。 

ジョージ・ルーカス脚本の作品

 スター・ウォーズは、ジョージ・ルーカスの原案です。

 エピソードⅠからⅥは、ジョージ・ルーカスの製作総指揮で作品が作られています。

 脚本も監督も務めているのは、「オリジナル・トリロジー」では最初の「エピソードⅣ」のみ、「プリクエル・トリロジー」では3作すべてになります。

 やはり、ルーカスは、すべての作品で、監督も脚本も務めるべきでした。

 製作総指揮だけの、「エピソードⅤ」の出来が、がくんと下がります。

 2作目となる、「エピソードⅤ」を、ルーカスが監督、脚本を務めていれば、3作目の「エピソードⅥ」の出来も、もっと良くなっていたはずです。

 もちろん、「エピソードⅥ」についても、脚本だけでなく、監督も務めるべきでした。

 映画は、当然のことながら、監督によるものですからね。

「オリジナル・トリロジー」と、「プリクエル・トリロジー」は、時代的な映像技術の差もありますけど、それ以上に、脚本、監督の力の違いが、はっきりとあります。

魅力的なキャラクターたち

 スター・ウォーズといえば、魅力的なキャラクターたちです。

 R2-D2、C-3PO、チューバッカ、ハン・ソロ、ボバ・フェット、クワイ・ガン・ジン、オビ-ワン・ケノービ、ダース・シディアス、ダース・モール、メイシ・ウィンドウ、ドゥクー伯爵、グリーヴァス将軍、アナキン、ヨーダ、等等。

 スター・ウォーズは、悪役でも、一人ひとりが、じつに丁寧に描かれています。

「ダース・ベイダー」の正体も、徐徐にわかるようになっているんですが、他のキャラクターたちも、シリーズの中で、ちゃんとつながっています。

「オリジナル・トリロジー」で既にお馴染みだった賞金稼ぎの「ボバ・フェット」の出生の秘密も、「プリクエル・トリロジー」でちゃんとわかります。

 細かなところの、ちゃんとしたつながりが、シリーズ物の楽しみですよね。

 ちなみに、ガイコツのサイボーグ、グリーヴァス将軍が、いつも咳き込む理由は、ジョージ・ルーカス製作総指揮のCGアニメ、「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」を見ればわかるようになっています。

 CGアニメまで、あるの、って驚く人もいるかもしれませんが、かなりの長編であるんです。

 本当に、ジョージ・ルーカスのスター・ウォーズは、壮大なスケールで、丁寧なつくりなんです。

 そもそも、ルーカスは、「アメリカン・グラフィテイ」をヒットさせる前から、編集の腕は確かだったようです。

 編集する力がないと、作品の原形を壊しますからね。

 しかも、自分が壊していることに、気づかない。

 デストロイヤーは、ずっとデストロイヤーのままです。

 ルーカスにしても、スピルバーグにしても、原形を壊さないから、すばらしい作品を作り続けていくんですね。

 作品のヒット云云ではありません。

 本物の作品を仕上げる力です。

 それが、作り手の真の力です。

グリーヴァス将軍 

 僕は、フィギュアを集める趣味はないんですけど、グリーヴァス将軍はフィギュアに最高だなあ、と思います。

 なにせ、グリーヴァス将軍はサイボーグですから。

 

 グリーヴァス将軍は、「ジェダイ・キラー」と呼ばれ、ジェダイ狩りをするほどの腕の持ち主なんです。

 そして、いざというときには、腕を四本にして、ライトセーバーを四刀流で戦ったり、これはやばいってときには、六本足になって、壁面でも天井でも、鉤爪(かぎづめ)を打ち込んで、素早く逃げたりするんです。

 すごいでしょう?

 フィギュア、ほしくなりましたか?

 買うなら、この「レゴ」が、いいと思うんですよ。

 ただ、これには、残念なことに、マントが付いていないんですよね。

 でも、完成度、高いし、レゴだし、組み立ては簡単ですよ。

 かなり大きいし。

 ほら、四刀流!

 かっこいい~!

 昔プラモ作りが好きだった方や、とにかく料理の具材はすりつぶさずに、細かく切り刻む派だという方には、下のバンダイ製品でしょうか。

 こっちは、マント、付いています。

 でも、本当は、グリーヴァス将軍のマントには、たくさんの内ポケットがあって、彼は、そこに、ライトセーバーを一本ずつ入れているんですよね。

 そういうマントを付けたフィギュアも他にあるんですけど、完成度としては、レゴか、このバンダイのほうなんですよね。

 なんだかんだで、僕も、ほしいんです。

 時間に余裕ができたら、買おうかなと思っています。

 のんびりと、こういうのを作れたら、いいですよね。

 

 

 え?

 真っ直ぐ立ってない? 

 グリーヴァス将軍って、猫背で、膝もこんななんです。

 この猫背と膝の曲がり具合がいいんですよ。

 かっこいいでしょう。 

 え? 

 いらない? 

 お~~。

じゃあ、これ!

ヨーダ!

最高です!

リアルだ……。

ヨーダ!

僕が、この記事の中で見たいがために、貼りました。

いいなあ、これ。

本当に、ほしい……。

ヨーダ

 スター・ウォーズの中で、僕が最も好きなのは、「ヨーダ」です。

 ヨーダが、最も活躍するのも、「プリクエル・トリロジー」においてです。

 やっぱり、三部作のおすすめは、「プリクエル・トリロジー」ですね。

 ちなみに、この記事のキャッチアップ映像は、スペイン広場です。

「エピソードⅡ」で、惑星ナブーとして登場します。

 きれいですよね。

「オリジナル・トリロジー」で、ヨーダは、すでに約900歳で、パペット(人形)でした。

 それに対して、「プリクエル・トリロジー」のヨーダはCGで、その雄姿もたくさん、見られます。

 CGのヨーダが戦う姿って、大感動ですよ。 

「フォースの覚醒」を見るまでは、復活がうれしかった

 ここまで長長と記してきて、「シークエル・トリロジー」作品に触れないのは、ジョージ・ルーカスのスター・ウォーズとは、まったく別物になってしまっているからです。

 

「ディズニー」が、スターウォーズの続きを作る、と初めて聞いたときは、僕も大喜びしましたよ。

 なにしろ、また、あのすてきなキャラクターたちに会えるのですから。

 実際、「フォースの覚醒」が封切られ、映画館で、R2-D2、C-3PO、ハン・ソロ 、チューバッカ、レイア、一人ひとりの懐かしい顔を、スクリーンで見たときは、本当にうれしかった!

 でも、脚本が、お話の中身が……。

「スター・ウォーズ」では、なくなった

「シークエル・トリロジー」製作に、ジョージ・ルーカスは、事実上、蚊帳の外だとわかったときから、これは危ないと、嫌な予感はしていたんです。

 案の定でした。

 がっかりです。

 映画にしても、文章にしても、お話というのは、つながっていなければ、成り立たないんです。

「スター・ウォーズ」のキャラクターたちは、シリーズの中で生きています。

 それぞれ、個性があり、生き方があります。

 相当に長い年月を生きているキャラクターの個性や生き方を、へたくそな脚本や編集が壊してはいけないんです。

 もちろん、キャラクターの心変わり、というものもあります。

 しかし、心変わりにしても、それに至る因果の流れを描かなければ、お話は成り立ちません。

 原形を壊し、悪いものにしてしまうなどというのは、モノを作る人間として、絶対にやってはいけないことです。

抱き合うのは、レイアとチューバッカだよ! 

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で、 J・J・エイブラムスは、ハン・ソロにとんでもない扱いをしました。

 まったくもって、とんでもないことを!

 しかも、 J・J・エイブラムスは、そのとんでもないことの後で、レイアとレイが抱き合うシーンを撮りました。

 愕然!

 ハン・ソロがああいうことになったら、真っ先に抱き合うのは、チューバッカとレイアです。

  J・J・エイブラムスは、「スターウォーズ」を理解していないというより、人間そのものを理解していない。

 それを明らかにするシーンでした。

(この「映画 おすすめ」のカテゴリーの記事を、僕は、ずっと「ネタバレなし」で書いています。)

ルーカスの作りあげてきたものを壊すということ

「ジェダイ」になるにも、「ライトセーバー」を扱うにも、ジェダイたちは、みんな、苦労するように、ジョージ・ルーカスはじっくりと描いてきたんです。

 ライトセーバーは、ジェダイの騎士にとって命なんです。

 誰が振り回してもいいというようなものではないんです。

 だからこそ、グリーヴァス将軍は、ジェダイ狩りで、ジェダイを倒すと、そのライトセーバーを奪い、得意がるんです。

 アカデミー賞授賞式で、ジョージ・ルーカスは、スピルバーグと二人で、黒澤明のアカデミー賞名誉賞のプレゼンターを務めました。

 ルーカスも、スピルバーグも、黒澤明の映画に影響を受け、黒澤を尊敬していることを明言しています。

 ルーカスは、ジェダイの騎士のライトセーバーを、日本の武士の刀の存在として描いてきたんです。

  J・J・エイブラムス は、ルーカスが長い年月をかけて作りあげてきたものを壊しました。

 創造のために、意図的に、壊すというのもいいでしょう。

 しかし、それも、壊れていく経緯は、映像で描かなければいけない。  

 シリーズ物の制約を壊すなら、そういう脚本を丁寧に書かなければいけない。

 もっとも、「スター・ウォーズ」を冠した J・J・エイブラムスの脚本にOKをだしたのは「ディズニー」ですからね。

「ディズニー」にも、大いに問題がありますね。 

Blu-rayすら購入しなかった「最後のジェダイ」

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」については、「フォースの覚醒」の失策を、あるいは取り戻しているか、と半ば願いながら観ました。

 しかし、「最後のジェダイ」は、「フォースの覚醒」以上に、衝撃を受けました。

 すさまじい!

 まったく、「スター・ウォーズ」ではなくなっていました。

 さすがの僕も、「最後のジェダイ」のBlu-rayを購入していません。 

スピンオフ作品は、上出来! 

 ジョージ・ルーカスでなければ、スター・ウォーズを作れない、なんて言いません。

 事実、スピンオフ作品の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」も、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」も、上出来です。

ローグワン /スター・ウォーズ・ストーリー

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で、僕は涙しました。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 は、「スター・ウォーズ エピソードⅣ/新たなる希望」の直前の出来事を描いたものです。

「エピソードⅣ」を、「スター・ウォーズ」を、よく理解する者であれば、感動せずにはいられない作品になっています。

 この犠牲があったからこそ、「エピソードⅣ」の、「スター・ウォーズ オリジナル・トリロジー」の、あの世界があるのだ、と涙したのは、僕だけではなかったはずです。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 は、間違いなく、「エピソードⅣ」に深みを与えました。

 そして、お話のラストがまたびっくりポンで、めちゃめちゃ興奮しますよ。

 本当に、すばらしい作品です。

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の 脚本はクリス・ワイツ、トニー・ギルロイで、監督はギャレス・エドワーズです。

「オビ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の監督は、実力者のロン・ハワードです。

 アカデミー賞受賞の「ビューティフル・マインド」に、「スプラッシュ」、「アポロ13」、「シンデレラマン」、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ等等の監督です。

「オビ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」も、うまく仕上げています。

「スター・ウォーズ」をまったく見ていない人でも、 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 と「オビ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」、楽しめると思います。

「スカイ・ウォーカーの夜明け」がすばらしい作品でありますように

 で、僕は、「スター・ウォーズ/スカイ・ウォーカーの夜明け」を、まだ見ていません。

「フォースの覚醒」、「最後のジェダイ」と、すっかり打ちのめされてしまいましたから。

 たぶん、そのうち見るとは思います。

「スカイ・ウォーカーの夜明け」が、すばらしい作品でありますように。

 祈ります。

 J・J・エイブラムス、頼むよ。

2021年4月25日「映画 おすすめ」

Posted by 対崎正宏