天使のくれた時間 おすすめ きらめきの考察
このカテゴリーは、一切、ネタバレ無し!
あらすじも記していません。
映画は、予備知識なんてないほうが楽しめます。
人生は、やりなおせないし、やりなおせる
悲しくなるくらい、いい映画です。
かなり泣かされますが、大好きな映画です。
やりなおせないのが人生です。
やりなおせるのも人生です。
それを見事に描いている映画です。
美しいラストシーンの仕上げ方
ラストシーンの仕上げ方、とても美しいです。
ただ上っ面だけ美しいわけじゃありません。
涙がでるくらいの美しさです。
その美しいラストシーンに、本当に胸がしめつけられます。
映画の中の二人は、きっと、またあの二人に会えるのだと思います。
そう願います。
ニコラス・ケイジ
「映画 おすすめ 『キックアス』」でも記しましたが、ニコラス・ケイジは、本当にすばらしい俳優です。
どんな役を演じさせても、うまいです。
ピタリとハマります。
この「天使のくれた時間」は、そのニコラス・ケイジとティア・レオーニの二人で、本当によかったと思います。
最高の二人です。
ティア・レオーニ
ティア・レオーニは、彼女が出演している作品の中でも、この映画が一番、かわいくて、魅力的です。
(ジュラシックパークⅢのティア・レオーニは、恐竜から逃げまわってばかりで、ほとんど台詞もなくて、気の毒でした。)
「天使のくれた時間」は、ティア・レオーニの魅力を、存分に満喫できる作品でもあります。
ティア・レオーニが演じる「ケイト」は、愛することのすばらしさを、その大切さを、教えてくれます。
それも、ごく日常という中で。
それゆえに、クライマックスが、かなり効きます。
最高に、かわいい女の子
そうしてまた、映画の中に出てくる幼い女の子「アニー」がすごく愛らしいです。
「アニー」の愛らしさに、きっと、あなたも、微笑むと思います。
笑ってしまうと思います。
演技も自然で、かわいくて、僕は、この映画を、数えきれないくらい見ているわけですが、いつも、「アニー」は笑わせてくれます。
とても、かわいい子です。
ちなみに、この子役のマッケンジー・ヴェガは、X-MENに、思わぬ役で出演しています。
人生は、今で、過去
過去を思い出させる映画ともいえます。
すばらしい映画だからです。
ティア・レオーニが演じる「ケイト」が、すばらしいからです。
この映画、年齢を重ねて見るほど、胸にこたえます。
今があまりに幸せで、今とは違う過去をなくしてしまえていれば、そうでもないのかもしれませんが。
愛が一番大切
本当に、悲しくなるくらい、いい映画です。
人間、愛が一番であることに気づくことが大切ですね。
それも、できるだけ早く気づくことが。
悲しいかな、人間は、愛されていればいるほど、そのありがたさに、なかなか気づかないところもあるんですよね。
仕事だって、大切な人の存在によって、より活きるはずなんですけどね。
なかなか難しいものですね。
人生は、今で、未来
人生は、いつだって、今しかありません。
それは、瞬時に、過去になっていきます。
しかし、その過去と今は、未来と通じているのも確かです。
今のすぐ先には、いつだって未来があります。
そこを描いているのも、「天使のくれた時間」のすばらしさです。
「The Family Man」
ちなみに、原題は、「The Family Man」です。
家庭を大事にする男、って意味です。
すばらしい男です。
幸せな男ですね。
ぜひ、画質を良くしたものの発売を
昔のDVDには、特典映像があるのに、新しいブルーレイには、特典映像が入っていないというのがけっこうあるんですよね。
この「天使のくれた時間」の場合も、そうです。
おまけに、「天使のくれた時間」は、ブルーレイになっても、画質が良くなっていません。
(先年、BSで放映したので、画質はどうなっているんだろうと、ちらと見たのですが、やっぱり悪かったですね。)
ぜひ、画質を良くしたものを発売してほしい、と願います。
とにもかくにも、映画の内容は最高ですから。
古いDVDには映像特典
「天使のくれた時間」、VHSテープからDVDになってすぐ、購入しました。
もう、ずいぶん前の話ですね。
この一番古いDVDには、43分の特典映像が入っています。
メイキング映像や、未公開シーンや、別バージョンオープニング等等。
きらめきの考察
人間、過去は変えられません。
過去を苦いものとするのも、美しいものとするのも、「今」の自分です。
映画の中では、過去が、一瞬の「きらめき」となります。
そうして、現実の「今」を生きる「ジャック」は、「きらめき」を自らの手で求めようとします。
この映画、胸がしめつけられるくらい本当に美しいラストだと思います。
きらめきは永遠となる
この映画のキーは、「きらめき」です。
愛する人がそばにいてくれたら、そして、自分を愛してくれる人がそばにいてくれたら、今の「きらめき」は永遠となるんですね。
「きらめき」は愛です。
「天使のくれた時間」、大好きな、最高の映画です。
ぜひ、ご覧になってください。
人生は、時とともに、前へ進む
かつて、誰かに深く愛されたことがある人。
かつて、誰かを深く愛したことがある人。
この映画は、そんな人を、あたたかく包み、また、もの悲しくもさせる映画です。
人生は、時とともに、前へ前へと進んでいくんですよね。