閑さや岩にしみ入る蝉の声 場所と解説 「奥の細道 立石寺」現代語訳
閑さや岩にしみ入る蝉の声 意味
閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさやいわにしみいるせみのこえ) 松尾芭蕉(まつおばしょう)
この句がつくられた場所は、山形の「立石寺(りっしゃくじ)」。
「山寺」は、「立石寺」の ...
五月雨や大河を前に家二軒 五月雨をあつめて早し最上川
五月雨や大河を前に家二軒(さみだれやたいがをまえにいえにけん) 与謝蕪村 意味
五月雨が降り続き、濁流の大河はあふれんばかりに流れゆく、そんな大河を前に、家が二軒並んでたっている。
与謝蕪村の有名な句です。
奥の細道 末の松山 原文と現代語訳
松尾芭蕉の俳諧紀行(紀行文)「奥の細道」から、「末の松山」です。
まずは原文からどうぞ。
奥の細道 末の松山 原文それより野田の玉川、沖の石を尋(たづ)ぬ。
末の松山は、寺を造(つくり)て末松山( ...
芭蕉の作品と「俳句」と「発句」と「俳諧の連歌」の基礎知識
松尾芭蕉 基礎知識芭蕉
江戸時代初期の俳人
俳号 芭蕉
別号 桃青(とうせい)
風羅坊(ふうらぼう)
俳諧の連歌いわゆる「俳諧」とは、正確には「俳諧の連歌」のことです。
夏草や兵どもが夢の跡 松尾芭蕉 「奥の細道」平泉 俳句 前書からの読解
夏草や兵どもが夢の跡(なつくさやつわものどもがゆめのあと) 現代語訳 意味
現代語訳 意味
高館(たかだち)に登って、辺りを眺めると、義経たちが戦ったのも、藤原氏が栄華を極めたのも、夢のまた夢、その跡には、今ただ夏草が生 ...