松尾芭蕉 十八楼の記 笈日記 原文 現代語訳
松尾芭蕉は、「笈の小文(おいのこぶみ)」の旅で、岐阜の賀島氏に招かれ、その別邸を「十八楼(じゅうはちろう)」と名付けます。
その謂れを記したものが「十八楼の記」です。
「十八楼の記」 ...
古典 名作の冒頭と一節
現代語訳、品詞分解もあわせて、どうぞ。
年代順になっています。
竹取物語今は昔、竹取の翁(おきな)といふ者ありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。
名をば ...
閑さや岩にしみ入る蝉の声 場所と解説 「奥の細道 立石寺」現代語訳
閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずかさやいわにしみいるせみのこえ) 松尾芭蕉(まつおばしょう)
この句がつくられた場所は、山形の「立石寺(りっしゃくじ)」。
「山寺」は、「立石寺」の ...
五月雨や大河を前に家二軒 五月雨をあつめて早し最上川
五月雨が降り続き、濁流の大河はあふれんばかりに流れゆく、そんな大河を前に、家が二軒並んでたっている。
与謝蕪村の有名な句です。
俳諧の歴史 江戸時代
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室町時代後期から江戸時代 俳諧の流れ
室町時代
連歌
1500年
俳諧の連歌
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近世 江戸時代 文学史 年表「見てわかる! 縦の流れ 横の並び」
文学史の流れ、同時期の人物をおさえましょう。
縦の流れ、横の並びの確認です。
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俳諧・川柳 小説 演劇 ...
奥の細道 末の松山 原文と現代語訳
松尾芭蕉の俳諧紀行(紀行文)「奥の細道」から、「末の松山」です。
まずは原文からどうぞ。
奥の細道 末の松山 原文それより野田の玉川、沖の石を尋(たづ)ぬ。
末の松山は、寺を造(つくり)て末松山( ...
古池や蛙飛びこむ水の音 解説 その意味と魅力
ふるいけやかわずとびこむみずのおと
意味(訳)
古池に、蛙が飛びこんだ水音がした。しかし、その音もすぐに消えた。
場所
江戸深川の芭蕉庵で ...
俳句とは 季語と歳時記と折折の花
五七五という俳句は、連歌(れんが)の発句(ほっく)の流れからのものです。
よくある勘違いは、五七五七七の短歌の、上の句、五七五が俳句になった、というものです。
これは ...