奥の細道 末の松山 原文と現代語訳

松尾芭蕉の俳諧紀行(紀行文)「奥の細道」から、「末の松山」です。
まずは原文からどうぞ。
奥の細道 末の松山 原文それより野田の玉川、沖の石を尋(たづ)ぬ。
末の松山は、寺を造(つくり)て末松山( ...
徒然草 第52段 仁和寺にある法師 原文と現代語訳

吉田兼好の随筆「徒然草」第52段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記します。
徒然草 第52段 原文仁和寺(にんなじ)にある法師、年よるまで石清水(いはしみづ)を拝(をが)まざりければ、心うく覚えて ...
宇治拾遺物語 大安寺別当の女に嫁する男、夢見る事 原文と現代語訳 九の七

大安寺別当の女に嫁する男 原文
今は昔、奈良の大安寺の別当なりける僧の女(むすめ)のもとに、蔵人なりける人、忍びてかよふほどに、せめて思はしかりければ、時々は、昼もとまりけり。
ある時、ひるねしたりける夢に、俄(には)かに ...
宇治拾遺物語 四の宮の河原地蔵の事 袖くらべ 原文と現代語訳 五の一

袖くらべ 原文
これも今は昔、山科(やましな)の道づらに、四の宮河原といふ所にて、袖くらべといふ、あき人あつまる所あり。
その辺の下種(げす)のありける、地蔵菩薩を一体造りたてまつりたりけるを、開眼(かいげん)もせで櫃(ひ ...
宇治拾遺物語 信濃国筑摩の湯に観音沐浴の事 原文と現代語訳 巻六の七

宇治拾遺物語 巻第六の七 原文
今は昔、信濃国に筑摩(つくま)の湯といふ所に、よろづの人の浴(あ)みける薬湯(くすりゆ)あり。
そのわたりなる人の夢に見るやう、「明日の午(うま)の時に観音、湯浴み給ふべし」と言ふ。 ...