徒然草 為兼大納言入道、召し捕られて 第153段 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草、第153段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記しています。
第152段から続いて、日野資朝(ひのすけとも)のおもしろい逸話です。
原文為兼(ためかね)大納言 ...
徒然草 西大寺の静然上人 第152段 原文と現代語訳
西大寺(さいだいじ)の静然(じやうねん)上人、腰かがまり、眉(まゆ)白く、誠に徳たけたる有様(ありさま)にて、内裏(だいり)へ参(まゐ)られたりけるを、西園寺(さいをんじ)の内大臣殿(ないだいじんどの)、「あな、たふとのけしきや ...
徒然草 よろづの事、外に向きて求むべからず 第171段
卜部兼好(吉田兼好)の「徒然草」第百七十一段の後半部の原文、現代語訳、語句の意味・用法です。
前半部は、貝覆いの遊びを記しているのですが、この段の肝は後半部なので、後半部だけ記します。
原文よろづの事、外(ほ ...
徒然草 身死して財残る事は 第百四十段 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草 第百四十段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記します。
原文身死して財(たから)残る事は、智者のせざるところなり。よからぬ物蓄(たくは)へ置きたるも拙(つたな)く、よき ...
徒然草 よろづの道の人 第百八十七段 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草 第百八十七段です。
原文と現代語訳、語句の意味・用法と記していきます。
原文よろづの道の人、たとひ不堪(ふかん)なりといへども、堪能(かんのう)の非家(ひか)の人に並ぶ時、必ずま ...
枕草子 正月十余日のほど、空いと暗う 原文と現代語訳
清少納言 枕草子 第百四十七段 子供の情景
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文正月十余日のほど、空いと黒う、雲も厚く見えながら、さすがに日はいとけざやかに照りたるに、えせ者の家のうしろ ...
徒然草 久しく隔たりて 第五十六段 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草、第五十六段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文久しく隔たりて、あひたる人の、我(わ)が方(かた)にありつる事、数々に残りなく語り続くるこそあいなけれ ...
徒然草 園の別当入道 第二百三十一段 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草 第二百三十一段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文園の別当(べったう)入道は、さうなき包丁者(はうちゃうじゃ)なり。ある人のもとにて、いみじき鯉(こ ...
徒然草 第百十七段 解説 友とするにわろき者 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草、第百十七段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文友とするにわろき者、七つあり。一つには高くやんごとなき人。二つには若き人。三つには病(やまひ)なく身( ...
徒然草 五条内裏には妖物ありけり 第二百三十段 原文と現代語訳
卜部兼好(吉田兼好)の徒然草、第二百三十段です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文五条内裏(ごでうのだいり)には、妖物(ばけもの)ありけり。藤(とう)大納言殿、語られ侍りしは、殿上人 ...