ビジネス敬語 変換 今すぐ使える 実例付き
あそこ・あれ・あの
あそこ・あれ・あの → あちら・あちらの
例文
あそこの車 → あちらのお車
あそこにいる人 → あちらの方(かた)
向こうも納得だ。 → あちらも、ご納得です。 → あちら様も、ご納得です。
請う・求める
請う・求める → 仰(あお)ぐ
例文
上司の教えや命令・援助などを請(こ)う・求める 許可を願う
部長の考えを聞く。 → 部長のご判断を仰(あお)ぐ。
部長の指示を求める。 → 部長のご指示を仰ぐ。
どう?
どう → いかが
例文
火曜日は、どう? → 火曜日(で)は、いかがでしょう。
どれくらい・いくら
どれくらい・いくら → いかばかり・いかほど
例文
悲しみは、どれくらいでしょう。 → お悲しみは、いかばかりでしょう。
これは、いくら? → こちらは、いかほどでしょう。
~てもらう
~てもらう → ~ていただく
例文
先生にレポートを読んでもらう。 → 先生にレポートを読んでいただく。
いる・いく・来る
いる・行く・来る → いらっしゃる・おいでになる
例文
今、先生は部屋にいる。 → 今、先生は部屋にいらっしゃる。/今、先生は部屋においでになる。
来週、先生は北海道へ行く。 → 来週、先生は北海道へいらっしゃる。/来週、先生は北海道へおいでになる。
来月、先生が北海道から来る。 → 来月、先生が北海道からいらっしゃる。/来月、先生が北海道からおいでになる。
美しい・若い・やさしい等、形容詞「~い」
「~い」 → ~くていらっしゃる
例文
鈴木は、美しい。 → 鈴木様は、いつも美していらっしゃる。
佐藤は、若い。 → 佐藤様は、若くていらっしゃる。
田中は、やさしい。 → 田中様は、やさしくていらっしゃる。
聡明(そうめい)だ・元気だ・活発だなど、「『名詞』だ」
名詞 → ~でいらっしゃる
例文
田中は、頭がいい。 → 田中様は、聡明でいらっしゃる。
佐藤は、いつも元気だ。 → 佐藤様は、いつも元気でいらっしゃる。
そっちの子は、暴れん坊だな。 → そちらのお子様は、活発でいらっしゃる。
聞く・訊く・尋ねる・訪ねる
聞く・訊く・尋ねる・訪ねる → うかがう
例文
先生から、話を聞く。 → 先生から、お話をうかがう。
先生に、中東の情勢を訊く。→ 先生に、中東情勢をうかがう。
先生に、中東情勢について尋ねる。 → 先生に、中東情勢についてうかがう。
明日、先生の家を訪ねてもいい? → 明日、先生のお宅にうかがってもよろしいでしょうか。
聞く・引き受ける
聞く・引き受ける → 承(うけたまわ)る
例文
佐藤さん、出世だってね。聞いたよ。俺もうれしいぜ。 → 佐藤様のご栄転の由承りました。衷心よりお慶び申し上げます。
北海道への発送引き受けたわ。 → 北海道への発送承りました。
いてもらう・行ってもらう・来てもらう
いてもらう・行ってもらう・来てもらう → おいでいただく
例文
今から二時までの間、ここにいてもらうぜ。 → 今から二時までの間、こちらにおいでいただきます。
明日、成田から、ベトナムの支社に行ってもらう。 → 明日、成田から、ベトナム支社においでいただきます。
明日の九時、東京駅から、うちの会社に来てもらうよ。 → 明日の九時、東京駅から、弊社においでいただきます。
風邪をひく
風邪をひく → お風邪を召(め)す
例文
先生が風邪をひく。 → 先生がお風邪を召す。
気に入る
気に入る → お気に召す
例文
Aさんは、Bをとても気に入ったようだ。 → 様は、Bをたいそうお気に召したようです。
指導してもらう
指導してもらう → ご指導いただく
例文
部長には、私が入社以来ずっと、あれこれと教えてもらった。 → 部長には、私が入社以来ずっと、(あれこれと)ご指導いただきました。
~してください
~してください → ご「名詞」ください
例文
「こちらに記入してください」は、誤り! → 「こちらに、ご記入ください」が正しい!
~ている
~ている・でいる → お・ご~ていらっしゃる・お・ご~でいらっしゃる
例文
整理券を持っているか。 → 整理券をお持ちでいらっしゃいますか。
Aは、出かけている。 → A様は、お出かけでいらっしゃいます。
B! 今帰り? → B様、今お帰りでいらっしゃいますか。
~できません
~できません → お・ご~になれません
例文
「ご入場できません」は、誤り! → 「ご入場にはなれません」が、正しい!
「ご乗車できません」は、誤り! → 「ご乗車にはなれません」が、正しい!
「ご通行できません」は、誤り! → 「ご通行にはなれません」が、正しい!
~てもらう 恩恵を与えてもらう
~てもらう → お・ご~にあずかる
例文
ただ今、紹介してもらった → ただ今、ご紹介にあずかりました
いつも、引き立ててもらって、ありがとう。 → いつも、お引き立てにあずかりまして、ありがとうございます。
~する
~する → お・ご~になる
例文
Aが将棋を始める。 → A様が将棋をお始めになる。
先生も、出席する。 → 先生も、ご出席になる。
~できる
~できる → お・ご~になれる
Aが、会えるようだ。 → A様がお会いになれるようです。
先生も、出席できるそうだ。→ 先生も、ご出席になれるそうです。