源氏物語 命婦かしこに 桐壺 その14 原文と現代語訳
源氏物語 桐壺 その14です。
原文、原文と現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文命婦かしこに罷(まか)で着(つ)きて、門(かど)ひき入るるより、けはいあはれなり。やもめずみなれど、人ひとりの御 ...
源氏物語 野分だちて 原文と現代語訳 桐壺 その13
紫式部の源氏物語 桐壺 その13です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記しています。
原文野分だちて、にはかに肌寒き夕暮の程、常(つね)よりも思(おぼ)し出(い)づる事多くて、靫負(ゆげひ)の命婦(みや ...
枕草子 正月十余日のほど、空いと暗う 原文と現代語訳
清少納言 枕草子 第百四十七段 子供の情景
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文正月十余日のほど、空いと黒う、雲も厚く見えながら、さすがに日はいとけざやかに照りたるに、えせ者の家のうしろ ...
源氏物語 げにいと小家がちに 夕顔 その3 原文と現代語訳
紫式部 源氏物語 夕顔 その3です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文げにいと小家(こいへ)がちに、むつかしげなるわたりの、このもかのも、あやしくうちよろぼひて、むねむねしからぬ軒のつ ...
源氏物語 御車もいたくやつし給へり 夕顔 その2 原文と現代語訳
源氏物語 夕顔 その2です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文御車もいたくやつし給へり、前駆(さき)も追はせ給はず、誰とか知らむとうちとけ給ひて、すこしさし覗(のぞ)き給へれば、門は ...
源氏物語 六条わたり 夕顔 その1 原文と現代語訳
紫式部 源氏物語 夕顔 その1です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文六条わたりの御忍(しのび)歩(あり)きの頃(ころ)、内裏(うち)より罷(まか)で給ふ中宿(なかやどり)に、大弐の ...
源氏物語 はかなく日頃過ぎて 桐壺 原文と現代語訳 その12
紫式部 源氏物語 桐壺 その12です。
原文と現代語訳、語句の意味・用法を記しています。
原文はかなく日頃過ぎて、後のわざなどにも細(こま)かにとぶらはせ給(たま)ふ。程(ほど)経るままに、せむ方なう悲しう思 ...
源氏物語 内裏より御使あり 桐壺 その11 原文と現代語訳
源氏物語 桐壺 その11です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文内裏(うち)より御使あり。三位の位(くらゐ)贈り給(たま)ふよし、勅使来てその宣命(せんみゃう)読むなむ、悲しきこ ...
源氏物語 愛宕(をたぎ)の煙 桐壺 その10 原文と現代語訳
限りあれば、例の作法(さほふ)にをさめ奉(たてまつ)るを、母北の方、同じ煙に上(のぼ)りなむと、泣きこがれ給(たま)ひて、御送りの女房の車に慕ひ乗り給ひて、愛宕(をたぎ)といふ所にいと厳(いかめ)しうその作法したるに、おはし着き ...
源氏物語 御胸のみつとふたがりて 更衣の逝去 桐壺 現代語訳 その9
更衣の逝去 桐壺その9です。
原文、現代語訳、そして語句の意味・用法、と記していきます。
原文御胸のみつと塞(ふた)がりて、つゆまどろまれず、明かしかねさせ給ふ。御使(おつかい)の行き交ふ程もなきに、なほいぶせ ...