枕草子 正月十余日のほど、空いと暗う 原文と現代語訳

清少納言 枕草子 第百四十七段 子供の情景
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文正月十余日のほど、空いと黒う、雲も厚く見えながら、さすがに日はいとけざやかに照りたるに、えせ者の家のうしろ ...
源氏物語 げにいと小家がちに 夕顔 その3 原文と現代語訳

紫式部 源氏物語 夕顔 その3です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文げにいと小家(こいへ)がちに、むつかしげなるわたりの、このもかのも、あやしくうちよろぼひて、むねむねしからぬ軒のつ ...
源氏物語 御車もいたくやつし給へり 夕顔 その2 原文と現代語訳

源氏物語 夕顔 その2です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文御車もいたくやつし給へり、前駆(さき)も追はせ給はず、誰とか知らむとうちとけ給ひて、すこしさし覗(のぞ)き給へれば、門は ...
源氏物語 六条わたり 夕顔 その1 原文と現代語訳

紫式部 源氏物語 夕顔 その1です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文六条わたりの御忍(しのび)歩(あり)きの頃(ころ)、内裏(うち)より罷(まか)で給ふ中宿(なかやどり)に、大弐の ...
源氏物語 はかなく日頃過ぎて 桐壺 原文と現代語訳 その12

紫式部 源氏物語 桐壺 その12です。
原文と現代語訳、語句の意味・用法を記しています。
原文はかなく日頃過ぎて、後のわざなどにも細(こま)かにとぶらはせ給(たま)ふ。程(ほど)経るままに、せむ方なう悲しう思 ...
源氏物語 内裏より御使あり 桐壺 その11 原文と現代語訳

源氏物語 桐壺 その11です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法、と記していきます。
原文内裏(うち)より御使あり。三位の位(くらゐ)贈り給(たま)ふよし、勅使来てその宣命(せんみゃう)読むなむ、悲しきこ ...
源氏物語 愛宕(をたぎ)の煙 桐壺 その10 原文と現代語訳

限りあれば、例の作法(さほふ)にをさめ奉(たてまつ)るを、母北の方、同じ煙に上(のぼ)りなむと、泣きこがれ給(たま)ひて、御送りの女房の車に慕ひ乗り給ひて、愛宕(をたぎ)といふ所にいと厳(いかめ)しうその作法したるに、おはし着き ...
源氏物語 御胸のみつとふたがりて 更衣の逝去 桐壺 現代語訳 その9

更衣の逝去 桐壺その9です。
原文、現代語訳、そして語句の意味・用法、と記していきます。
原文御胸のみつと塞(ふた)がりて、つゆまどろまれず、明かしかねさせ給ふ。御使(おつかい)の行き交ふ程もなきに、なほいぶせ ...
源氏物語 生ひ立たむありかも知らぬ 垣間見 若紫 その4

源氏物語 かいまみ 若紫 その4です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法と記していきます。
原文 「生い立たむありかも知らぬ若草をおくらす露ぞ消えむそらなき」
また居(ゐ)たる大人、「げに」とうち泣きて ...
輦車(てぐるま)の宣旨など 源氏物語 桐壺 現代語訳 その8

源氏物語 桐壺 その8です。
原文、現代語訳、語句の意味・用法と記していきます。
原文輦車(てぐるま)の宣旨(せんじ)など宣(のたま)はせても、また入らせ給(たま)ひて、さらにえゆるさせ給はず。
「 ...