古典 文法 品詞一覧 分類
品詞の分類 一覧
単語
自立語 活用する
述語になる
用言
動詞(言い切りが「ウ段」)
形容詞(言い切りが「し」)
形容動詞(言い切りが「なり」「たり」)
自立語 活用しない
主語になる 体言 → 名詞
主語にならない
連用修飾語になる → 副詞
連体修飾語になる → 連体詞
接続語になる → 接続詞
独立語になる → 感動詞
付属語 活用する → 助動詞
活用しない → 助詞
品詞
動詞
自立語 活用あり 動作・作用・存在を表す 述語になる ウ段で言い切る(※ラ行変格活用は「り」)
形容詞
自立語 活用あり 状態・性質・感情を表す 述語になる 「し」で言い切る
形容動詞
自立語 活用あり 状態・性質・感情を表す 述語になる 「~なり」「~たり」で言い切る
名詞
自立語 活用なし 主語になる
副詞
自立語 活用なし 用言を修飾する
(※他の副詞や体言を修飾することもあり)
呼応の副詞
おほかた~打ち消し
をさをさ~打ち消し
→ 全然~ない
まったく~ない
え~打ち消し → ~できない
ゆめ~禁止
え~~禁止
→ ~するな
いかに~疑問
なに~~疑問
なぞ~~疑問
→ どうして~か
いかに~反語
なに~~反語
なぞ~~反語
→ どうして~か、いや~でない
さだめて~推量
けだし~~推量
→ きっと~だろう
たぶん~だろう
よも~打ち消し推量
→ まさか~ないだろう
もし~~仮定
よし~~仮定
たとひ~仮定
→ たとえ~としても
あたかも~比況 → まるで~ようだ
いかで~希望 → なんとか~したい
まさに~当然 → 当然~すべきだ
連体詞
自立語 活用なし 体言を修飾する
要注意の連体詞
ある(或る)
→ 人や物、場所を漠然と指す
いはゆる
→ 一般によく言うところの
あらゆる
→ すべての
させる・さしたる
→ これと言うほどの
去(さ)んぬる・去(い)んじ
→ 過ぎ去った
接続詞 自立語 活用なし 単語と単語、文節と文節、文と文とを接続する
要注意の接続詞
順接
かかれば・かくて・さらば・されば・すなはち・ゆゑに
逆接
かかれど・されど・さるに・さるは・しかれども・しかるに
並列
および・ならびに・はた・また
選択
あるいは・あるは・または・もしくは
添加
しかも・しかして・したのみならず・かつ
感動詞
自立語 活用なし 感動・呼びかけ・応答を表す
要注意の感動詞
あな・あはれ → 感動
いさ・いざ → 呼びかけ
いな・いや → 応答
助動詞
付属語(自立語の後につく) 活用あり 種々の意味を添える
助詞
付属語(自立語の後につく) 活用なし 種々の意味を添えたり、語の関係を示したりする