単語 言葉の単位 最小の言葉 言葉は、言葉からできている
言葉の単位
言葉の意味を説明する際に使うのは、言葉ですよね。
言葉は、言葉からできています。
文章を読解するにも、思考するにも、脳内で使うのは言葉です。
これから言葉というものをさぐっていきましょう。
最小の言葉
意味を持つ、最も小さな言葉の単位が、単語です。
辞書に載っている言葉の多くが、この単語です。
例
今朝、リビングで、彼が笑った。
意味がわかるということ
この例文に、単語はいくつあるでしょう。
例 今朝、リビングで、彼が笑った。
今朝・リビング・で・彼・が・笑っ・た
例文は、七つの単語からできています。
単語の意味がわかるということ
例文の意味はわかりますよね。
例 今朝、リビングで、彼が笑った。
難しい言葉はありませんものね。
その、わかる、ということは、意味がわかる、ということですね。
つまり、一つの文の意味がわかる、ということ。
全体の意味がわかる、ということ。
一つの文の意味、全体の意味がわかる、ということは、そこで使われている単語の意味が全部わかる、ということです。
意味と用法
例
今朝、リビングで、彼が笑った。
「今朝、リビング・で・彼・が・笑っ・た」
「で」、「が」、「た」は、どうです?
「笑っ」というのは、どうしてこういう形になっているんでしょう。
意味がわかると思っていると、それが実は、わかったつもりであることが多多あります。
簡単そうな文にも、意味のわからない語が存在しているからです。
「で」、「が」は、助詞であり、「た」は助動詞です。
それぞれに、意味があり、用法があります。
「笑っ」というのは、動詞であり、その活用形は、連用形です。当然のことながら、意味があり、用法があります。
一語という単語の理解
文章は、一文一文の集まりです。
一文は、一語一語の集まりです。
そうしてまた、その一語は、一語一語の意味から成っています。
辞書を開けば、一語の意味が、一語一語で説明されていますよね。
その一語とは、単語のことです。
言葉は、言葉からできている。
言葉は、単語からできているんです。