月の満ち欠け 月の呼び名

旧暦 太陰太陽暦 太陽暦

「旧暦」は、明治維新以前に使用していたことからの呼び名です。  

日本は、江戸期まで、太陰暦と太陽暦を折衷した「太陰太陽暦」を使っていました。 

陰暦とは、太陰暦のことです。

明治5年12月から、日本は、太陽暦です。

夕月夜 宵月夜 二日月 三日月 上弦の月

夕月夜 

「夕月夜(ゆうづきよ)」とは、月の出ている夕暮れのこと、陰暦10日頃までの、夕方だけ月のある夜のことをいいます。

宵月夜

「宵月夜(よいづきよ)」とは、宵の間だけ月のある夜です。

「宵」の意味には、日が暮れてから夜中の間の意味と、日が暮れてから、まだ間もない時(夕方)の意味とがあります。

「夕月夜」は、月の出ている夕暮れの意味と、陰暦10日頃までの、夕方だけ月のある夜の意味とがあります。

夕方だけ月のある夜の意の「夕月夜」と「宵月夜」は同じ意になります。「夕月夜」=「宵月夜」

二日月 三日月 上弦

夕月夜(宵月夜)の頃の月の形は、「上弦(じょうげん)」の形です。

上に弦を引く形。

月の入りの際、上が欠けている月の形です。

上弦の月は、右側が太陽に照らされて輝いて見えるので、この形になるんですね。

二日月

陰暦で2日頃の月が「二日月」です。

「細っ!」って思わず声が出てしまいそうになる月です。

この月の出の時刻は、7時30分頃です。

三日月

 陰暦で3日頃の月が「三日月」です。

 ほどよい形から、昔から多くの人に馴染まれている形ですね。

 だから、三日月眉とか、三日月湖とか、三日月藻とか、三日月形とか、三日月から派生した言葉がたくさんあります。

この月の出の時刻は、8時30分頃です。

上弦

陰暦で、7日、8日頃の月を、特に「上弦」といいます。(二日月も、三日月も、その形は上弦です。)

日没時に南中して、真夜中に弦を上にして、月の入りとなります。(上弦の名の由来はここからです。)

七日月

この月の出の時刻は、11時30分頃。

八日月

この月の出の時刻は、12時30分頃。

九日月

陰暦で、9日頃の月です。

まだ上弦の形の月です。

この月の出の時刻は、13時30分頃。

十日余りの月

もう上弦の形の月ではありません。

陰暦で、11日頃の月です。

この月の出の時刻は、14時30分頃.

十三夜月 小望月(こもちづき)

 陰暦で、13日頃の月。

 特に、(旧暦)9月13日の夜の月をいいます。

 この9月13日の月を、8月の「十五夜の月」に対して、「後(のち)の月」といいます。

 宇多天皇がこの夜の月を「無双」と賞したように、この月夜を愛でる行事が、全国、数多くあります。

 そして、この(旧暦)9月13日の夜の月は、枝豆を供えるところから「豆菜月」、栗を供えるところから「栗名月」ともいわれます。(もちろん、これらを季語として使えば、秋です。)

 この月の出の時刻は、16時30分頃.

小望月

望月(十五夜)の前夜の月を、「古望月」といいます。 

特に、陰暦8月14日の夜の月。

望月(もちづき) 満月

陰暦15日頃の月です。

この月の出の時刻は、18時頃。

俳諧では、特に陰暦8月十五夜の名月を、「望月」といいます。

望月=満月です。

太陽と月との黄軽の差が180度の位置の時に、まんまるとなります。

十六夜月

陰暦16日頃の月です。

この月の出の時刻は、18時30分頃。

「十六夜」は、「じゅうろくや」とも、「いざよい」とも読みます。

立ち待ち月 立ち待ちの月

陰暦17日の夜の月です。

この月の出の時刻は、19時頃。

居待ち月

陰暦18日頃の夜の月です。

この月の出の時刻は、20時頃。

朝月夜 有明の月 下弦の月

朝月夜(あさづくよ・あさづきよ)

月の残っている明け方。

有明の月

夜明けになお空に残る月。

下弦

満月から次の新月に至る間の月。

日の出の時に南中し、月の左側が輝きます。

陰暦22日から23日頃の月。

月の入りでは、弦が下方になります。(このことから、「下弦の月」。)

宵闇(よいやみ) 

陰暦16日から20日頃までの、宵のうち月がまだ出ずに暗いこと。

臥し待ち月 寝待ち月

出るのがおそいから臥(ふ)して、寝て、待つ月の意。

陰暦19日頃の夜の月です。

このころから下弦の形の月です。

この月の出の時刻は、21時頃。

更け待ち月(ふけまちづき) 

「寝待ち(月)」の翌夜の月。

陰暦20日頃の夜の月です。

この月の出の時刻は、22時頃。

二十日余りの月

陰暦22日頃の夜の月です。

この月の出の時刻は、22時30分頃.

二十三夜(にじゅうさんや) 二十三夜待

陰暦23日の夜。

この夜、月待ちをすれば、願い事がかなうという信仰がありました。

二十三夜月

陰暦23日頃の夜の月です。

ここまでが「下弦の月」の形です。

この月の出の時刻は、0時30分頃。

新月 つごもり

新月

陰暦、月の初めの夜の月です。

陰暦で、月の第1日となります。「朔(さく)」といいます。

月が太陽と同じ方向にあって、暗い半面を地球に向けます。「月影」。

この月の出の時刻は、6時です。

つごもり 晦(つごもり) 晦日(つごもり)

の光がれて見えなくなること。

「つごもり」は、「つきごもり」の約です。

「つきごもり」は「月隠」と書きます。

※「月」の最終日を、「つごもり」とか、「晦日(みそか)」とかいいますね。12月31日は大晦日と。

「月隠(つきごもり)」が、陰暦で30日頃だからです。