「させていただきます」と「いたします」の使い分け 今すぐわかる
「させていただきます」と「いたします」を今すぐ使い分ける
「させていただきます」が使えるのは、次の2つの場合です。
「させていただきます」が使える その1
相手からの依頼 → それをすることで、自分にも恩恵(いいこと、得すること)がある → 「させていただきます」が使える
例
相手「企画書を送ってください」
自分「承知いたしました。では、企画書をお送りさせていただきます」
「させていただきます」が使える その2
相手に訊ねる → 相手が承諾する → それをすることで、自分に恩恵(いいこと、得すること)がある → 「させていただきます」が使える
例
自分「明日の受付は、午前10時でよろしいでしょうか」
相手「いいともー!」
自分「承知いたしました。それでは、明日の受付は、午前10時とさせていただきます」
いたします です・ます
上記の2つのパターン以外は、「いたします」を使いましょう。
例
「(お忙しいところ誠に恐縮ですが)企画書をお送りいたします」
「受付は午前10時といたします」
もしくは、「です」「ます」を使いましょう。
例
「(ご多忙のところ誠に恐れ入りますが)企画書をお送りします」
「受付は午前10時とします」
「受付は午前10時です」
「いたします」は、いつでも使える
「いたします」は、「する」の謙譲語です。
そこには、自分自身の意思と相手への敬意が存在します。
しっかりとした敬語です。
もし、「させていただきます」の使用に迷ったら、「いたします」を使いましょう。
「いたします」は、いつでも使えます。
より詳しい内容は、こちら
締め切りとさせていただきます お送りさせていただきます 誤用に注意
お包みいたします お包みさせていただきます 「千円から」ビジネス敬語