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#蔵人,#語句

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大安寺別当の女に嫁する男 原文

 今は昔、奈良の大安寺の別当なりける僧の女(むすめ)のもとに、蔵人なりける人、忍びてかよふほどに、せめて思はしかりければ、時々は、昼もとまりけり。

ある時、ひるねしたりける夢に、俄(には)かに ...

#漢字,#語句

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袖くらべ 原文

 これも今は昔、山科(やましな)の道づらに、四の宮河原といふ所にて、袖くらべといふ、あき人あつまる所あり。

その辺の下種(げす)のありける、地蔵菩薩を一体造りたてまつりたりけるを、開眼(かいげん)もせで櫃(ひ ...

#ポイント,#主体,#主語,#比喩

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擬人法の例文

① 人がするように書いた擬人法(動作) 

 〇 誰かが座ると、そのイスは笑う。

 〇 私は、猫のタマに、注意された。

 〇 カバンは、まるで怒っているようだ。

② 人の性質、 ...

#くりかえし,#強調,#比喩

「象徴」解説
象徴と隠喩との違い

象徴と、隠喩(暗喩・メタファー)は、違います。

隠喩は、比喩の一つです。 

→ 比喩とは、比べて喩(たと)えること。

→ 比べるとは、ならべることです。つまり、ならべて喩(たと)え ...

#解説,#語句

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宇治拾遺物語 巻第六の七 原文

 今は昔、信濃国に筑摩(つくま)の湯といふ所に、よろづの人の浴(あ)みける薬湯(くすりゆ)あり。

そのわたりなる人の夢に見るやう、「明日の午(うま)の時に観音、湯浴み給ふべし」と言ふ。 ...

#動詞,#漢字,#省略

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「修飾・被修飾」の構成と「下から上に返る」構成の見分け方

 今回、多くの人が迷う「修飾・被修飾」の構成と「下から上に返る」構成の見分け方を中心に記します。

 多面的に、熟語の構成(組み立て)を考えてみましょう。

熟語の ...

#吉田兼好,#随筆

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吉田兼好の随筆「徒然草」 第百五十段です。

人気のある段ですね。

まずは原文からどうぞ。

徒然草 第百五十段 原文

 能をつかんとする人、

「よくせざらんほどは、なまじひに、人に知られじ。 ...

#助詞,#漢文,#現代語訳,#紀行文

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夏草や兵どもが夢の跡(なつくさやつわものどもがゆめのあと) 現代語訳 意味 

現代語訳 意味

 高館(たかだち)に登って、辺りを眺めると、義経たちが戦ったのも、藤原氏が栄華を極めたのも、夢のまた夢、その跡には、今ただ夏草が生 ...

#人生,#俳句

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鳴いて血を吐くホトトギス

(この記事のアイキャッチ画像は、へちまの花です。)

鳥の「ホトトギス」を漢字で書けば、「子規」、「時鳥」、「不如帰」等等。

正岡子規(まさおかしき)の「子規」とは、俳号(はいごう)で、「 ...

#例,#国語辞典,#基本,#漢字,#解説

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解説 同じ意味の熟語は、組み立て(構成)も同じ

基本的に、同じ意味の二字熟語は、漢字の組み立て(構成)も同じです。

応用していきましょう。

例 

「本店」と「本舗」は同じ意味の熟語です 

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