松尾芭蕉 十八楼の記 笈日記 原文 現代語訳
松尾芭蕉は、「笈の小文(おいのこぶみ)」の旅で、岐阜の賀島氏に招かれ、その別邸を「十八楼(じゅうはちろう)」と名付けます。
その謂れを記したものが「十八楼の記」です。
「十八楼の記」 ...
難し 読み方「かたし」「がたし」「行うは難し」
知人からの質問があって、答えたので、こちらにも記しておきます。
質問
「歌会初で、天皇陛下の『~往き来難かる』の『難かる』を、朗詠で『がたかる」としたように聞こえました。私の耳が腐ってた ...
古典 月日の読み方 春夏秋冬の分け方
古文における、四季(春夏秋冬)の分け方と、月と日の読み方を記しています。
ふりがなを付け、やさしく記しています。
例
一月 = むつき = 睦月
十一日 = とをかあまりひとひ
る らる 助動詞 意味と見分け方 接続する動詞
未然形接続の助動詞は、11個です。
→ る・らる・す・さす・しむ・ず・む・むず・じ・まし・まほし
その中の「る」「らる」を今回とりあげます。
こちらもどうぞ→ ...
枕草子 現代語訳 原文 品詞分解
春はあけぼの。
やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
夏は夜。
月のころはさらなり。
闇もなほ、蛍(ほたる)の多く飛びちがひたる ...
枕詞とは 一覧 例 実践「和歌の訳し方」
枕詞とは、ある語句を導く前置きのことばであり、そのある語句にかかっていくことばです。
多くは、五音です。
そして、多くの場合、第一句か、第三句に置かれます。
こちらもどうぞ ...
伊勢物語 東下り すみだ河 なほ行き行きて 現代語訳 品詞分解
なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。
それをすみだ河といふ。
その河のほとりに、むれゐて思ひやれば、限りなく遠くも来にけるかなとわびあへるに、渡し守、「はや舟に乗れ ...
あづま路の道の果て 現代語訳 品詞分解 更級日記 門出
あづま路の道の果てよりも、なほ奥つかたにおひいでたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、いかに思ひはじめけることにか、世の中に物語といふもののあんなるを、いかで見ばやと思ひつつ、つ ...
平家物語 原文 現代語訳 品詞分解
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に ...
方丈記 ゆく川の流れ 品詞分解 原文と現代語訳
「枕草子」「徒然草」と併せて、三大随筆と称される鴨長明の「方丈記」です。
すばらしい書き出しですよね。
方丈記 原文ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、か ...