宇治拾遺物語 四の宮の河原地蔵の事 袖くらべ 原文と現代語訳 五の一

これも今は昔、山科(やましな)の道づらに、四の宮河原といふ所にて、袖くらべといふ、あき人あつまる所あり。
その辺の下種(げす)のありける、地蔵菩薩を一体造りたてまつりたりけるを、開眼(かいげん)もせで櫃(ひ ...
宇治拾遺物語 信濃国筑摩の湯に観音沐浴の事 原文と現代語訳 巻六の七

今は昔、信濃国に筑摩(つくま)の湯といふ所に、よろづの人の浴(あ)みける薬湯(くすりゆ)あり。
そのわたりなる人の夢に見るやう、「明日の午(うま)の時に観音、湯浴み給ふべし」と言ふ。 ...
徒然草 おすすめ 第百五十段 原文と現代語訳 「能をつかんとする人」

吉田兼好の随筆「徒然草」 第百五十段です。
人気のある段ですね。
まずは原文からどうぞ。
徒然草 第百五十段 原文能をつかんとする人、
「よくせざらんほどは、なまじひに、人に知られじ。 ...
正岡子規 辞世の句 三句を読む 糸瓜(へちま)の水

(この記事のアイキャッチ画像は、へちまの花です。)
鳥の「ホトトギス」を漢字で書けば、「子規」、「時鳥」、「不如帰」等等。
正岡子規(まさおかしき)の「子規」とは、俳号(はいごう)で、「 ...
与那原そば 最高にうまい! 絶品 お取り寄せ 麺

麺好きとして、この三倉食品さんからのお取り寄せ、与那原(よなばる)そばを紹介しないわけにはいきません。
最高にうまい!
うどん、ラーメンを凌駕(りょうが)する「そば」です ...
敬語 させていただく 成り立ちを知れば、使い方も変わる

「○○させていただきます」は、〇〇という動作を自分がすることの許可、指示、依頼を、相手から受け、それにより自分は恩恵を受ける、という場合に使用する謙譲語です。
「させていただく」は、そ ...
「させていただきます」と「いたします」の使い分け 今すぐわかる

「させていただきます」が使えるのは、次の2つの場合です。
「させていただきます」が使える その1相手からの依頼 → それをすることで、自分にも恩恵(いいこと、得するこ ...
宇治拾遺物語 猟師仏を射ること 原文と現代語訳 巻八 六

おもしろいお話の多い古文「宇治拾遺物語」、今回は「巻八 六」にある「猟師仏を射ること」です。
原文、現代語訳と記していきます。
宇治拾遺物語 猟師仏を射る事 原文昔、愛宕(あたご)の山に久しく行ふ聖ありけり。 ...
文章のキーワード 読む力、書く力、考える力は、生きていく力そのもの

キーワードとは、文章中で鍵となる言葉です。
この第一のものが、主語です。
第二のものが、述語です。
述語は、主語の意味を決定づけます。
そうして、文は成ります。
文脈 文章の流れは、思考の流れ

文章中の、ポイントと、その具体例は、関係性から成ります。
文章が書き進められると、それまでポイント内容だったものも、後述されたものと比べると、具体例内容になることもあります。
ポイント → 例 → ...